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iPhone向けゲーム特化の外部アプリストア「あっぷアリーナ!」は既存ストアに対抗できるのか、還元モデルの実力を検証

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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橋本氏自身、囲み取材で「流通構造は正直あまり変わらないと思っている」と率直に認めた。大手パブリッシャーはアプリ外課金(Web決済)に軸足を移しつつあり、ストア自体は既存のApp StoreやGoogle Playが支配的な状況は続くとの見立てだ。

囲み取材に応じるBBSSの本多晋弥社長(左)と橋本雅斗R&D本部長(写真:筆者撮影)

当面の目標は100タイトルの確保

そのうえで、あっぷアリーナ!が狙うのは市場全体の構造転換ではなく、「埋もれたゲームの発掘」と「発見型」という切り口でのニッチな立ち位置だ。ローンチ時点のタイトル数は10本前後で、カテゴリによってはタイトルが1本もない状態だ。当面の目標は100タイトルの確保だと橋本氏は話す。大型タイトルの交渉も進めているが、「発見型」のコンセプトを維持しながらラインナップを拡充するバランスが課題になる。

ローンチ時点で用意されたアプリの一覧。iOS版は3月31日、Android版は5月1日に提供を開始する(写真:筆者撮影)

デベロッパーを呼び込むうえでもう1つの武器がある。App Storeではゲームの審査基準が不透明で、申請が理由の明示なく却下されるケースがデベロッパーから不評だった。あっぷアリーナ!はこの点で柔軟に対応する方針を打ち出している。橋本氏は「デベロッパーと直接対話しながら、日本の法的基準で判断していく。メーカーさんの話を聞きながら、法的に問題ないものは柔軟に受け入れたい」と説明する。

スマホ新法によって門戸は開かれた。だが、ユーザーにわざわざ別のストアをインストールしてもらい、定着させるまでの道のりは長い。EUでもDMA施行後にサードパーティストアが複数登場したが、利用率は限定的だ。先着10万名に500円相当のポイントを付与する事前登録キャンペーンで初動の数字を作れるかどうか。5月のAndroid版提供開始と、国内ベンダーのタイトル充実が最初の関門となる。

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