「前作は興収27億円」「続編のほうが圧倒的に面白い」のに…興収27億から減速?「えんとつ町のプペル・続編」大コケの背景

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「えんとつ町のプペル」より
ルビッチに紙芝居を聞かせてくれる父(東宝MOVIEチャンネルより)

そんな中、ルビッチの父は外の存在を紙芝居にして語っていたのだが、ある日姿を消してしまった。父を失い、身体の弱い母を支えるためにえんとつ掃除をして暮らすルビッチのもとに、ハロウィンに生まれたゴミ人間・プペルがやってくる。

「えんとつ町のプペル」より
ゴミ人間プペル。ルビッチをプペルだと思っている人も多いが、実はこのキャラクターがプペルなのだ(東宝MOVIEチャンネルより)
「えんとつ町のプペル」より
同じベッドで寝るルビッチとプペル。こうして友情を育んでいく(東宝MOVIEチャンネルより)
「えんとつ町のプペル」より
空を見上げることを禁止された町で、父が語ってくれた「星」に憧れるルビッチ(東宝MOVIEチャンネルより)

友だちになった2人は、ルビッチの父が語った紙芝居を証明するため、人々の固定観念をひっくり返すような大冒険を繰り広げるというストーリーだ。

あらすじを読めば分かる通り、非常に王道なストーリーが展開される。多くの日本人は、この分かりやすいストーリーを好んでいるのだろう。抑圧された社会をひっくり返すような大きなことを、どこにでもいるような平凡な少年が成し遂げる。まさに日本人ウケするストーリーといえるだろう。1作目が公開された2020年はコロナウイルスの影響で、社会全体が抑圧されていたのもヒットの大きい要因になったのではないだろうか。

プペル新作が爆死した2つの要因

そんな第1作の大成功から約5年のときを経て、満を持して公開された続編だが、初動的には大失速となっている。なぜか?

1つ目の要因は、単にライバル作品が強すぎることだ。プペルが公開された3月末はまさに春休みシーズンだ。親子連れをターゲットに据えた力作映画が何作も公開されている。

例えば、2026年2月27日に公開された「映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城」は、週末動員ランキングで5週連続第1位にランクインしている。さらに、ディズニー&ピクサー最新作「私がビーバーになる時」やウィニー・ホルツマン&デイナ・フォックス制作の「ウィキッド 永遠の約束」など、強いタイトルが多すぎるのだ。

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