今回の取材を通じて改めて感じたのは、国が進める地域公共交通の「リ・デザイン」(再構築)に向けた可能性だ。
国土交通省の資料から言葉を借りると、リ・デザインとは、官民共創・交通事業者間共創・他分野共創の「3つの共創」、自動運転やMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)などデジタル技術を実装する「交通DX」、車両電動化や再エネ地産地消など「交通GX」を柱とした取り組みのことをいう。
こうした地域公共交通のリ・デザインは、全国各地でトライ&エラーがあるものの、社会実装後の事業持続性に関する成功事例が少ないのが実情だ。
八王子市に環境は整っている
八王子市には、今回紹介した事例のほか、25の大学・短期大学・高等専門学校が市民団体や企業・経済団体と連携する「大学コンソーシアム八王子」があるため、自動運転スクールバスやスクールバスのシェアリングなどの議論がしやすい環境にあると考えられる。
そのうえで、自動運転スクールバスは地域社会の活性化の向けた「ひとつの手段」として、未来を担う学生など多くの若い世代を巻き込んだ「地域の現実解」の議論のたたき台になるはずだ。
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