アメリカ・NVIDIAの「NVIDIA DGX B200」システムを12台採用し、96基のGPUで構成。そのうえで、最新GPUアーキテクチャ「NVIDIA Blackwell」と「NVIDIA AI Enterprise」ソフトウェアプラットフォームを搭載し、私立大学では最速クラスのAI計算基盤を誇る。
こうしたハイエンドな技術導入を機に、同大学は2025年10月に八王子市と「AI/DX技術を活用した地域連携協定」を締結した。
これを受けて、香川豊学長は「AIユニバーシティ(大学)」という表現を使う。「(学問の)基礎から社会実装まで見ること(学生が体験すること)を、一気通貫で行う実学主義教育でAIを活用する」と意気込む。
自動運転スクールバスを実証
そうした実学主義教育を具現化しているのが、今回のテーマである自動運転スクールバスだ。
車両は日野の10人乗りEV「ポンチョ」で、自動運転開発企業の先進モビリティがシステムを手掛けたもの。
実証実験の区間は、JR横浜線・八王子市みなみ野駅から東京工科大学八王子キャンパスまで。出発式を行った3月7日のほか、3月9日~14日まで1日7便を通常のスクールバスとダイヤ調整して運行した。なお、乗車するのは大学の教職員のみで、後日アンケート調査を実施するという。
筆者は今回の取材で、この自動運転バスに八王子市の初宿和夫(しやけかずお)市長、須田教授と同乗体験した。
自動運転に関する基本的なシステムは、神奈川県横須賀市のヨコスカリサーチパーク(YRP)で体験した大型バスと同じ。乗車時間は、往復それぞれ10分間ほどだ。
交通量がある程度ある一般道を運転士がいる「レベル2」自動運転で走行したが、運転士が介入する場面はほとんどなく、また最高速度を時速35kmとした加速・減速の度合い、また横断歩道での歩行者などの検知もスムーズだった。



















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