朝ドラ「風、薫る」のモチーフは看護師の先駆者「大関和」胸に残る父の言葉
偉人は親にどんな言葉をかけられたのか?
歴史に名を刻み、その業績が語り継がれている「偉人」と呼ばれる人たち。
偉人から放たれた言葉は時に「名言」として後世に残り、新しい挑戦に向けて心を奮い立たせてくれたり、不安に押しつぶされそうなときに勇気づけてくれたりする。
だが、当の偉人たちにとっては、自分が言った言葉よりも「かけられた言葉」のほうが、はるかに重要だろう。とりわけ幼少期に親からかけられた言葉は、偉人たちが飛躍する土台を作ったのではないか。
そんな思いから、偉人が親にかけられた言葉を集めて『天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?』という本をかつて書いたことがある。偉人の親の言葉のなかには、子どもの人生を方向づけるようなものも数多く見られた。
野口英世は医師、そして細菌学者として、黄熱病や梅毒の研究を行い、実に3度もノーベル賞の候補に挙げられている。
福島県猪苗代湖畔の寒村から、一念発起して身を起こした野口。父の佐代助は酒浸りで、英世が生まれる頃には、田畑は次々に売り払われ、ろくに収穫の見込めない田畑が残るばかりだった。



















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