「スマホ即回収」アメリカで絶望の別室送り100分間の一部始終…その後は航空ファンの聖地「飛行機の墓場」へ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「別室」を出るときに出口をまちがえて、「独房」のような個室がずらりと並んでいるところをみてしまった。ここに入らずに2時間弱で済んだのだからよしと考えるべきなのだろうか。

結局ロサンゼルス行きのゲートに着いたときは予約していた便の出発直後だった。仕方ないのでアラスカ航空のサービスカウンターに行き、「別室送りになったので後続便に変更してほしい」とリクエスト。予定よりも3時間遅い便に無料で振り替えてもらう。

実害はそれこそゲッティ―センターに行けなかったくらいだが、日本人が多く訪れる国で、これだけ入国審査がきびしいのはアメリカだけだ。トランプ政権になってから入国審査が厳しくなったという声もあり、次回以降渡航する際のネガティブ要因になってしまう。

野球だけではないロスの観光地

今回ロサンゼルスに来たのは成田発ロサンゼルス往復が約4万3000円という驚異的な低価格で売られていたからだった。筆者の乗った便は約5万6560円だったが、それでもハワイアン航空+アラスカ航空というフルサービスキャリアであることを考えると超格安といえる。

ロサンゼルスには2025年5月にも来ており、このときはドジャースの試合を2日連続で観に行った。今回は2月ということもあり、野球の試合はない。そこで、レンタカーを借りて内陸部まで足をのばすことにした。

ロサンゼルス空港でレンタカーを借り、24時間で砂漠をめざす。まずはロサンゼルス国際空港への便が次々と着陸してくる機体を眺めながら「In-N-Out Burger」を。同バーガーは質も高く、別室送り以降、ほとんど食べ物を口にできていなかった身に染みわたる。

ロサンゼルス国際空港への便が次々と着陸してくる機体を眺めながら「In-N-Out Burger」を(筆者撮影)

ここから北に2時間あまり、最大7車線の夜のハイウェイを一人進み、カリフォルニア州内陸部にある人口1万人あまりの町、テハチャピのホテルに到着したのは22時過ぎのことだった。

1876年に完成した1.17kmのループ線「テハチャピループ」を行く長大の貨物列車(筆者撮影)

翌朝、朝食もそこそこにめざしたのがテハチャピループである。これは、1876年に完成した1.17kmのループ線であり、その雄大な景色から全米の鉄道ファンに広く知られている名所である。アメリカの貨物列車は長いものだと1マイル(約1600m)にもおよぶ。そのため、ループ線の先頭を行く機関車の下を、同じ列車の貨車とクロスするという世にも珍しい光景がみられるところでもある。

次ページループ線の展望台で見たもの
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事