フワちゃん地上波復帰も消えぬ拒絶感 「天然」という免罪符が通用しなくなった決定的な要因
3月20日、プロレスラーでタレントのフワちゃんが「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演して、約1年7カ月ぶりの地上波復帰を果たした。番組内では活動休止の原因となった不適切投稿の件について改めて謝罪しつつ、「お声がけがあれば、ぜひ」と今後のメディア出演にも前向きな姿勢を見せた。
今回の復帰に関して、SNSなどでは賛否両論のさまざまな反応があった。復帰を歓迎する声がある一方で、拒否感や嫌悪感を示す人も多かった。トラブルを起こした芸能人に対するネガティブな印象は、時間が経てば自然に薄まっていくこともあるが、彼女の事件はいまだに風化していない。そこには、フワちゃんというタレントの成り立ちそのものにかかわる事情がある。
問題の発端は、2024年にフワちゃんがSNSで同業者である自衛隊芸人のやす子に向けて「死んでくださーい」という言葉を含む投稿を行ったことである。フワちゃんは即座に投稿を削除して謝罪したが、世間の批判の声はそれだけでは収まらなかった。
フワちゃんへの批判が過熱した背景
レギュラー出演していたラジオ番組「フワちゃんのオールナイトニッポン0」(ニッポン放送)は打ち切りになり、出演していたCMも配信終了に。テレビ・ラジオなどのメディアでの仕事をほぼすべて失うことになり、芸能活動を休止することになった。
フワちゃんは、単に不適切な言葉を使ったから炎上してしまったわけではない。彼女への批判が過熱した背景を探るには、そもそもフワちゃんというキャラクターが何によって成立していたのかを検討しなければならない。
もともと彼女は「やや暴走気味の天然系の破天荒キャラ」として人気を博していた。テレビの収録中にスマホで自撮りをしたり、目上のタレントにも気安く敬語なしで話しかけたりするような、常識に縛られない言動、予測不能なリアクション、全力でロケ企画に挑む体当たりの姿勢などが「フワちゃんらしさ」として愛されてきた。礼儀正しく無難に振る舞うのではなく、ルールを少し逸脱することで場をかき回し、その混乱を笑いに変える存在だったのだ。





















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