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フワちゃん地上波復帰も消えぬ拒絶感 「天然」という免罪符が通用しなくなった決定的な要因

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しかし、問題となった案件では、その「空気を読まない力」が創造的な破壊ではなく、他者を傷つける方向に作用してしまった。フワちゃんというキャラクターは、破天荒であってもどこか無邪気で、根は悪くないと思わせることによって支えられていた。だからこそ、多少の問題を起こしても「しょうがないな」と受け止めてもらうことができていた。

だが、やす子に向けられた暴言は、その前提を一気に崩してしまった。「天然だから仕方ない」「悪気はないから許される」という免罪符が、この瞬間に完全に失効してしまったのである。

一線を踏み越えたことの代償

一線を踏み越えたことで、それまで長所として機能していたものが、そのまま短所として読み替えられてしまった。自由さは無神経さに、奔放さは攻撃性に、予測不能さは危険性に見え方が変わった。これこそが、騒動後も嫌悪感が持続している大きな理由である。

フワちゃんはもともと万人に好かれるようなタイプのタレントではなかった。視聴者の中には、生意気な態度で問題行動を繰り返す彼女のことを好ましく思っていない人もいた。そういう人にとっては、うすうす感じていた違和感の原因が明らかになって、彼女を嫌うことに迷いがなくなったという面もあるのではないか。

さらに言えば、やす子が相手だったことも、批判をここまで過熱させた大きな要因である。やす子はもともと、素朴で親しみやすく、どこか不器用で傷つきやすそうな雰囲気を持ったタレントとして受け入れられてきた。

しかも、自衛隊出身という経歴や、苦労を重ねながら這い上がってきたこれまでの歩みも広く共有されていた。世間から見れば、攻撃する理由の見えにくい人物であり、むしろ守りたくなるようなかわいげのある存在である。

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【単なる処罰感情ではなかった】

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