塾・習い事にお金をかけすぎるのは「無意味」?塾なしで東大推薦入試合格の息子を育てた母が考える「迷った時のルール」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ところで、サポートの1つには「教育費(ここでは学費以外にかかるお金」という側面もある。「お金がなくてもおうち英語はできる」という、画期的な切り口でおうち英語のメソッドを説く喜田さんだが、教育に多額の費用をかける親のことも、決して否定的には捉えていない。

「もちろん、裕福な家庭で実現できるなら、たくさんお金をかけてあげればいいと思います。ただ、それで『習い事に通わせているからもう大丈夫だ』と丸投げしてしまうのは良くない。もし、英語塾に週一通うだけで英語ができるようになるなら、通っている子みんながバイリンガルになっていないとおかしいですよね」

命運を分けるのは、週1回1時間の習い事よりも、常日頃から触れて(練習して)いる時間がどれだけ多いかだ。中には、スイミングや団体スポーツなど、外部でしかできないものもあるだろう。とはいえ、親が「丸投げしない」という意識を持つことは大切だ。もし習慣化できる要素があるなら、それを日常に取り入れる仕組みづくりをするなどのサポートは、家庭でもできる。

「子どもが習い事に興味を持てなくなったとき、これまで払った金額の多さで『これだけお金をかけたのに……』と辞め時を見失うのはあまり良くないのではないかと思います」

これも「あるある」の話ではないだろうか。子ども自身に興味がない、もしくは向いていないから「辞めたい」と言い出した時に、それまで積み重ねてきた費用や時間が大きいほど、つい「元を取れるくらいまでは……」という気持ちに引っ張られそうになる。しかしそういう時こそ、「今の状況はこの子のためになっているだろうか」という軸で判断したいものだ。本来の目的を見失わないようにするために。

人生の転機はブログの炎上と「息子の顔出し」

ここで、喜田さんの転機となった2つの出来事について伺った。1つ目は、自身のブログが炎上したのをきっかけに、「おうち算数」に真剣に取り組むようになったこと。

次ページ予想を超える勢いで才能を開花させたキリ君
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事