強烈なトップダウン経営は大学に通用するのか? ニデック永守氏「第2の人生」に潜む強権的マネジメントの罠
後編:即戦力育成か、人間力の涵養か? ニデック永守氏が京都先端科学大学で問われる「長期の実学」と新たな「良心」
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「ニデック創業者」永守重信氏と京都先端科学大学
永守氏が京都先端科学大学の前身である京都学園大学に関与を深めたのは2018年である。私財約100億円を投じて経営に参画し、学校法人の名称を永守学園に、大学名を京都先端科学大学にそれぞれ改めた。
20年4月の記者会見では「いずれは医学部も作りたい」と突然表明し、小学校設置の考えまで明らかにした。小学校から大学院まで一貫教育体制を整備するという壮大な構想である。さらに「(すでに過ぎてしまったが)25年には関関同立を、30年には京都大学を抜く」とも公言した。
永守氏が繰り返し語ってきた教育への思いは明快だ。「日本の偏差値に偏重した教育が若者を駄目にしている」「日本の大学教育は実社会から遠すぎる」と憂い、「大学教育を根底から変える」と宣言。「世界で戦えるエンジニアと経営者を育てたい」といい、ビジネススクールを新設して自らも教壇に立ち、著名経営者を講師に招いた講義も開講している。





















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