駅から絶妙に行きづらい「クロスガーデン多摩」(筆者撮影)
ガラガラで人がいない。空き区画だらけ。BGMだけが虚しく響いている――。日本各地に、そんな「廃墟モール」が存在する。
かつて繁栄した商業施設は、なぜ廃墟になってしまったのか? 理由を探ると、7つの要因が見えてきた――この連載では、大手ショッピングモール会社での勤務歴を持ち、プライベートでも500以上のモールを巡ったライターの坪川うたさんが現地を実際に訪れてリポート。廃墟モールが生まれる理由をひもといていく。
前編では、廃墟化している東京都多摩市の「クロスガーデン多摩」の現状をリポートし、要因は①競合施設の存在、③アクセスの悪さ、⑦核テナントの撤退であると分析した。後編では、同様の事例を挙げながらさらに詳しく考察する。
駅から少し遠く、核テナントも撤退
「クロスガーデン多摩」は多摩センター駅の近くに存在する。
多摩センター駅が最寄りの「クロスガーデン多摩」(筆者撮影)
多摩センター駅の1日平均乗降客数は京王線が約7万9000人、小田急線が約4万6000人、多摩モノレールが約3万5000人(2024年度実績、各社公式サイト参照)。
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