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ライフ #廃墟モールの経済学

「ノジマとGUが駅チカ施設に移転→大ダメージ」「でも駐車場料金は改悪」 アクセス微妙「多摩の廃墟モール」衰退劇の顛末

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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多摩センター駅というとサンリオピューロランドを思い浮かべる人も多いだろうが、駅前には「丘の上プラザ」や「丘の上パティオ」、「ココリア多摩センター」という商業施設もあり、平日でも活気が感じられる。

「丘の上プラザ」(筆者撮影)

ところが「クロスガーデン多摩」は多数の空き区画を抱えており、さみしい雰囲気を醸し出している。「クロスガーデン多摩」は駅前の商業集積から少し離れているのだ。

駅側から見ると「ココリア多摩センター」の後ろに隠れてしまっており、地元住民でなければその存在に気づきにくい。

駅前から見た「ココリア多摩センター」。この斜め後ろに「クロスガーデン多摩」がある。駅前から「クロスガーデン多摩」は見えない(筆者撮影)

駅前の人通りの多い動線上にない分、来店してもらうには集客性の高い店舗が重要となる。それにもかかわらず、ノジマやGU、ダイエーが運営するフーディアムなどの核テナントが撤退してしまった。加えて、前編で紹介したように駐車料金の改悪や、競合施設の存在も影響していると考えられる。

【2026年3月21日07時10分追記】初出時、駐車場料金に関する記述に誤りがあったため、該当箇所とタイトルを修正しました。お詫びして訂正します。

同様に、賑わっている駅前から絶妙に行きづらいことで廃墟化しているモールがある。兵庫県の尼崎駅近くにある「アマゴッタ」だ。

空き区画が目立ち、一部はハローワークに

阪神尼崎駅の1日平均の乗降客数は約4万1000人。駅や広場、近くの商店街は人通りが多く、駅直結の商業施設「アマスタアマセン」も賑わっている。

次ページが続きます:
【ハローワークで区画をなんとか埋める】

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