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ライフ #廃墟モールの経済学

「ノジマとGUが駅チカ施設に移転→大ダメージ」「でも駐車場料金は改悪」 アクセス微妙「多摩の廃墟モール」衰退劇の顛末

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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駅近くの尼崎中央商店街。一大商業地である(筆者撮影)
駅直結の商業施設「アマスタアマセン」(筆者撮影)

空き区画だらけの「アマゴッタ」

それにもかかわらず、「アマゴッタ」は空き区画だらけである。

駅から向かうと3階の出入口につながるのだが、入った途端右側に2つ、正面に1つ空き区画が目に入る。営業しているカフェや100円ショップのワッツには人の姿が見られるものの、活気があるとは言い難い。

空き区画が目立つ「アマゴッタ」。写真に映っているのは3階の出入口(筆者撮影)

4階は書籍、カルチャー、ビューティー&クリニックのフロアと書かれているが、ほとんどがクリニックで書店はなく、区画の半分ほどが空いている。宮脇書店が出店していたが、2024年3月に閉店してしまった。

5階はランチ&ダイニングと表記されている。しかし飲食店はなく、クリニックや企業の事務所になっている。ここにもやはり空き区画がある。

2階はかつてデイリーマーケットのフロアだったが、今はハローワーク、クリーニング店、カフェと空き区画。核テナントの食彩市場ラ・アールが2014年1月に撤退してしまい、2016年1月にハローワークが入ったのだ。苦戦している商業施設で見られる事例である。

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【駅から絶妙にアクセスしづらい】

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