天才ピアニスト・ブーニンが日本を愛する理由は「芥川龍之介」が原点にあった
それがすごく面白いなと思いました。「作る人」であると同時に「演奏する人」でもある、晩年までずっと演奏し続けたのが彼の人生なんですね。
たとえば『幻想ポロネーズ』の楽譜には、「これがどうなるかまだわからない。ポロネーズなんだけど、ちょっとファンタジーっぽくもある」と書かれていたりします。
ショパンの作品は非常に厳格な様式がありますが、その中にファンタジー、幻想の部分が含まれている。自由に解釈できる余地があるともいえます。
ファンタジーな部分を届けたい
非常に厳格な形式を持った『ノクターン』ですら、形式から逸脱する可能性がある。その逸脱の部分に私はすごく心惹かれます。
「バラード」もそうで、1つの作品の中で、テンポがいろいろと変わることがありますね。まるで1つの作品に1つの人生があって、その人生のフェーズによってテンポが変わるかのようではないですか? それも全部ファンタジーなんです。そのファンタジーな部分をいかに自然な形でお客さんに届けるかに私は心を砕いています。
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