「フキハラ」の影で…感情を抑え「自分が壊れる」管理職の限界――部下との関係でメンタルを崩壊させないための具体策3つ
先述したように、今、職場では自分の機嫌をコントロールすることが求められています。
しかし、冒頭に登場したEさんのように感情を慢性的に抑え込むのも、健全ではありません。高血圧、心疾患、免疫機能の低下を招くばかりか、うつになるリスクも高まります。また、抑え込んだ怒りがある日突然爆発するかもしれません。
だからこそ、職場の心理的安全性を守ることと同様に、自分の心身を守ることが不可欠です。そのためには、感情を抑えこむのではなく、機嫌よく過ごせるよう感情をマネジメントするスキルが不可欠です。
機嫌よく過ごす具体策3つ
では、どのように自分の機嫌を保てばよいのか。その具体策を3つ紹介します。
イライラして不機嫌になりそうになったら、その場を離れましょう。
フキハラを防ぐには、不機嫌になったときに人と接しないようにするのが一番です。だから、その場を離れるのです。不機嫌なときに話しかけられたら、少し待ってもらって、気持ちを立て直す習慣を持つようにしたいものです。
トイレに行ったり、飲み物を買いに行ったりするなどして少し気分転換を図ると、イライラは徐々に収まり、気持ちが落ち着きます。トイレの鏡で不機嫌な自分の顔を見れば、ハッとして我に返るでしょう。
人が他者にイライラする大きな要因は、期待。人は、自分の期待通りに相手が行動しないとイラっとするものです。仕事がデキる人の中には、自分と同じレベルの成果を出すことを無意識に部下に期待し、部下がそれを達成できないと怒る人もいます。
つまり、イライラするのは、相手が悪いわけではなく、自分の期待値が高いからなのです。
不機嫌にならないためには、自分の中の期待を見直すことが欠かせません。イラっとしたら、「自分はこの相手に何を期待しているのだろうか」と考え、相手に合わせて期待値を下げることも必要です。





















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