令和に残る財閥の"地雷" 『三菱・三井・住友』 三大財閥の「社風と接待」見えない掟
たとえば三菱グループには、「内部の稟議体制がしっかりしていてうるさい」「意思決定が遅い」という官僚的な重厚さを指摘する声がある一方で、「有事の対応力は随一」といった圧倒的な組織力への信頼が寄せられた。
対照的に三井グループは、「組織よりも人を大切にする」「担当者個人の裁量で話が進む」など、自由闊達な「人の三井」を裏付ける意見が多数。
そして住友グループには、「住友の精神を入社時に徹底的に研修される」「結束して物事を進める」といった強固な身内意識がうかがえた。
各グループ企業と取引のあるなしに関わらず、日本経済のビッグビジネスにまつわる”トリビア“としても、こうしたキャラクターの違いは覚えておいて損はないだろう。
「名乗らない」財閥系企業の罠に注意
気をつけるべきは、「三菱〇〇」や「住友〇〇」と社名に旧財閥の名前があればわかりやすいが、「グループ中核企業」と位置付けられるような主要会社でも、財閥名のない企業が意外に多いことだ。
「この会社は財閥系じゃないから、しがらみはないだろう」と思って提案に行ったら、実はガチガチの財閥系企業で、系列の義理立てから提案を一蹴された……そんな罠が埋まっている。
たとえば、世界的なガラスメーカーであるAGC(旧・旭硝子)は、三菱財閥の創業家である岩崎家の次男が設立した「三菱直系」でありながら、独自の道を歩む反骨精神から決して「三菱」を名乗らない。





















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