新年度前に直したい「尊敬語・謙譲語の誤用」5選 ビジネスシーンの頻出ワードだけど、実は間違い言葉だった
この言葉は謙遜する表現ですね。形容詞「とんでもない」を丁寧に述べた言葉で、意味は、思いもかけない、もってのほかである、滅相もないなどです。
ここで気をつけたいのは「とんでも」には必ず「ない」がつき「とんでもない」でワンワードであることです。
一般的に見られる誤用は、形容詞の「とんでもない」の「ない」の部分を、丁寧な否定表現「ございません」に変えた「とんでもございません」という言い方です。
本来「とんでもない」でワンワードですので、間違った表現です。慣用表現化してきているものの、誤用と受け取られる場合が多いので、注意が必要です。正しい表現は、
●「とんでもないことでございます」
●「とんでもないです」
です。なお「とんでもない」が使いにくい方は、似たニュアンスの「恐れ入ります」「恐縮でございます」という表現に言いかえてもよいでしょう。
また、今はあえて謙遜せず「ありがとうございます」「光栄でございます」などと気持ちを素直に受け取るのも好印象です。関係性、状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。
気持ちの深さ、厚さ、重さ
「深く」と「厚く」は、気持ちの度合いを強調する言葉です。ただし、このふたつはニュアンスが異なります。「深く」は気持ちの深さを、「厚く」は気持ちの厚さや重さを表現しています。
「厚く」を使うのは、お礼を述べる際です。社外や目上に対するお礼には「厚くお礼申し上げます」と言います。
「深く」は、気持ちを表す際に使いますので、感謝の気持ちやお詫びの気持ちを表現する際に適しています。
●「深く感謝申し上げます」
●「深くお詫び申し上げます」
このように「厚く」と「深く」は使い方が異なりますので注意しましょう。
なお、このような気持ちの度合いを強調する言いかえとして「心より」を使うこともできます。
「心より御礼申し上げます」「心より感謝申し上げます」「心よりお詫び申し上げます」のように「心より」は「厚く」「深く」どちらの言いかえとしても適切です。
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