"異色のキャバ嬢"きこさんは野村証券を経て銀座の夜の街に飛び込んだ 「シャンパンを飲みながら株の話をしています」

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

──資産形成をするために銀座に飛び込んだとのことでしたが、キャバクラで働いてみた結果はどうですか。

実は、自分の中で夜の仕事は35歳までと決めているんです。今32歳ですので後3年程度ですね。それまでに3億〜5億円の資産を形成してエグジットするという戦略を描いています。

死ぬまでの間にどれくらいの生活資金があればリタイアしても大丈夫かなと試算した結果です。老人ホームの費用なども一応入れて。3億〜5億円くらいあれば今の生活水準も下げることなく、キープできるかなぁと。結婚できなかった時の保険です(笑)。

銀座のキャバクラに飛び込んでみて、1年目から想定以上の結果が出ました。在籍してきた店はいずれも月の売り上げが数億円規模に達するほどの活気があります。そのため私の売り上げもかなりの金額になりました。

きこさん
最近は証券会社のセミナー講師として呼ばれることも(撮影:梅谷秀司)

とはいえ、あまりブランド品などの高額商品に興味がないんです。お店のスタッフからは「銀座の大手キャバクラのキャストなんだし、銀座のお客様に見合う格好をしてください」などと言われるので多少は買っていますが。

稼いだお金はそうした消費よりも投資に回していて、稼ぎの6〜7割は株式投資に充てて運用しています。

キャバクラが銀座という街を押し上げた

──銀座という街について、どのように思われていますか。

以前は、「銀座村」と呼ばれるほど、他者を受け入れない印象でしたが、最近は非常にダイナミックな変化の途上にあるような印象を持っています。コロナ禍でクラブが低迷している中で、キャバクラが相次いで進出して銀座という街を押し上げたかなぁと。

お客様にしろキャストにしろ、クラブとキャバクラが奪い合っているわけではなく、一緒に成長している。今後もそんな状況が続いていけばいいなと考えています。

田島 靖久 東洋経済 記者

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

たじま やすひさ / Yasuhisa Tajima

東洋経済ニュース編集部・編集委員。大学卒業後、放送局に入社。記者として事件取材を担当後、出版社に入社。経済誌で流通、商社、銀行、不動産などを担当する傍ら特集制作に携わる。2020年11月に東洋経済新報社に入社、週刊東洋経済副編集長、報道部長を経て現職。『セブン&アイ 解体へのカウントダウン』を小社より24年12月刊行。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事