"異色のキャバ嬢"きこさんは野村証券を経て銀座の夜の街に飛び込んだ 「シャンパンを飲みながら株の話をしています」

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計算してみると、一生懸命働けばすぐに数億円は稼げそうだと。であれば外資系金融機関に入るよりも稼げると考え、キャバクラの世界に飛び込んだのです。

――なぜキャバクラに?

努力が最も数字に表れ、ダイレクトに給与に反映されるのが水商売だと思ったからです。外資系金融機関でまたイチから勉強し直し、どこまで通用するか挑戦するよりも、キャバクラのほうがすぐに億円単位の収入を目指せるのではないかと直感したからです。

最初に「ジェイボーグ(J-VOGUE)」というキャバクラに入店し、約1年半在籍しました。運良く入店した翌月からナンバーワンを取ることができました。その後「ヴェニスクラブ銀座(VENICE CLUB GINZA)」を経て、現在は銀座で最も勢いのあると言われている「ジャングル」に移籍して働いています。

1カ所に留まらず環境を変え、新しい市場や顧客層をつねに開拓し続けたいという向上心からです。

指名客のほとんどが投資家

――実際に銀座で働いてみてどうでしたか。

驚かれるかもしれませんが、キャバクラでの接客スタイルは、野村証券時代の営業スタイルとまったく変わりません。というのも、私を指名してくださるお客様のほとんどが投資家の方だからです。

シャンパンを飲みながら投資の話をしています。株の話ができる女性キャストなんてほとんどいませんから、お客様も面白がって指名してくれているのでしょう。だから色っぽい話はごくたまにで、ほとんどありません(笑)。

そのために毎朝起きたら日本経済新聞の電子版を読み、人事情報も必ずチェックしています。テーブルに着いたときの話題になりますから。野村証券時代からの習慣でもありますが、株価のチェックも欠かしません。

お客様が「この株を買っているんだよね」と言っていたら、その銘柄の株価の変動をチェックしておいて、「今日、上がってるよ!」などとお知らせしています。

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