スキー板やスノボを持った人たちとゴンドラに乗り込み、窓の外、眼下に見える雪や寒々とした落葉樹、遠くの山々を眺めます。
私はゴンドラやロープウェイ、リフトなどの「ロープを使って山中を移動する乗り物」が大好き。遊園地のアトラクションは怖くて大抵苦手なんですが、ゴンドラには何度でも乗りたいくらいです。
名物の「山小屋ご飯」とは?
「山頂までの道に倉田さんが行きたがっていた山小屋があるので、そこでお昼を食べましょう」
「やった! 山小屋ご飯、楽しみです」
「ここの食事は評判いいんですよ。牛タンシチューが名物です」
「牛タンシチュー!?」
山の中で食べる牛タンシチューとは、どんなにおいしいのか!?
「絶対、それ食べます」
ますますやる気が出ました。私とSさんは「ゴンドラ山頂駅」で降りて、緩い傾斜を登っていきました。積もった雪を踏みながら歩くのは面白いけど、雪がない状態よりはやっぱり若干疲れます。
「ゲイターがあってよかったです。これ、なかったら靴に雪が入っちゃいますね」
場所によっては膝の半分以上が雪に埋もれるので、カバーなしでは靴の中がびしょびしょになってしまったはずです。天気がよくて風もなく歩いていると暑いくらいだけど、足が濡れるのはとても不快だし、冷たいだろうから、ゲイターは雪山には必須だと知りました。
「山頂まで小一時間ですが、昼時なので、先に山小屋でお昼食べましょうか」
「はい、そうしましょう!」
時刻は正午前。今なら結構空いているかもしれません。




















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