財務力が強い上場企業ランキング100 3位スズキ、2位SUBARU、では1位は?

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11位以下にも注目企業が並ぶ。昨年3位だったルネサスエレクトロニクスは11位(3678点)。高収益企業として知られるキーエンスは12位(3677点)で、安全性と規模では満点だが、成長性が800点にとどまった。

続いて主要業種のトップ企業を見ておこう。陸・海・空運/倉庫・運輸では、昨年総合トップの川崎汽船を抑え、ANAホールディングスが業種別首位に立った。

情報・通信業では、25年9月に上場廃止となったNTTデータグループ(総合19位)がトップとなり、通信大手や他のSIerをリードしている。

小売業ではファーストリテイリング(同9位)が、サービス業ではオリエンタルランド(同20位)がそれぞれ業界を牽引。インバウンドやリベンジ消費の恩恵を受けた企業が財務面でも強さを発揮している。

かつてのランキングトップ企業の現状

最後に過去20回のランキングトップ企業の現状をご紹介する。第1・2回トップの武田薬品工業は101位(3436点)。同3~5回など過去5度のトップを誇る任天堂は、今回は68位(3513点)。ただ、次回対象となる26年3月期はスイッチ2の大ヒットで売り上げが倍増の見込み。順位も急回復が予想される。同12・13回トップのLINEヤフーは28位(3611点)。昨年(同19回)トップだった川崎汽船は14位(3670点)だった。

このように、かつての王者たちも環境変化に対応しながら上位にとどまっている企業が多い。

トランプ関税や円安、イラン戦争による原油急騰など、目まぐるしく変わる外部環境の中で、企業の「稼ぐ力」と「守る力」のバランスも変化し続ける。次回のランキングでは、どの企業が覇権を握るのか。混戦模様は続きそうだ。

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