ファストファッション衣料品が南アジア製造拠点に滞留、中東空域閉鎖で

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バングラデシュからの航空貨物の半数超、インドの41%が湾岸経由で、エミレーツ航空とカタール航空が大半を運んでいる。

インディテックスの2023年の年次報告に基づくと、同社が契約するサプライヤーはバングラデシュが150社、インドが122社、パキスタンが69社だった。直近の年次報告では国別のサプライヤー数は公表されていない。同社は輸送混乱に関するロイターの取材に回答していない。

空輸料金は高騰

空輸能力が急減するとともに、貨物料金は跳ね上がっている。

インド西部ムンバイに拠点を置き、インディテックスやオーストリアのアパレル企業向けに革ジャケットを製造するキラ・レダーのマネジングパートナー、アレクサンダー・ナタニ氏は、自社製品をムンバイからオーストリアに空路で輸送する際の料金は、欠航が相次いだことで2倍になったと述べた。

ナタニ氏は「現在運航中の航空会社は貨物輸送スペースが全面的に塞がっているので、料金は上がり続けている。パキスタンの委託生産品は工場にとどまり、ムンバイの委託生産品は2日にスイス航空に受け入れてもらっている。彼らが実際に空を飛び、万事無事に進むことを願うしかない」と語る。

南アジアからの出荷の混乱について質問を受けたプライマーク、H&M、M&Sは、出荷の大半は船便になっていると答えた。

バングラデシュ・ニットウエア製造輸出業者協会のモハンマド・ハテム会長は「中東での空域閉鎖による貨物便の運航停止は、既に航空貨物輸送に支障を生じさせている」と説明した上で、イランとオマーン、アラブ首長国連邦(UAE)を隔てるホルムズ海峡が事実上閉鎖されたままになれば、海上輸送コストも増大すると付け加えた。

ハテム氏は「全体的に心配している。新しい大きな危機が迫っているのが見える」と警戒感をにじませた。

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