肝臓と腎臓が悪くなる"入り口"は血糖値だった→「脂っこい食事」はOK!「糖質の多い食事」はNG!

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ついでに言っておくと「脂ものを食べると太る」というのも明らかな誤りです。肥満につながるのは糖質の過剰摂取であり、脂肪はたくさん摂っても肥満につながることはありません。

そもそも、糖質は血糖値を上げますが、脂質は血糖値を上げません。糖質を多く摂っていると「血糖値が急上昇→インスリンの多量分泌→ブドウ糖の中性脂肪への変換促進」という流れで脂肪肝や肥満が進んでしまうわけですが、脂質の場合、いくら摂っても血糖値も上がらずインスリンも分泌されず、中性脂肪が生み出されることもないし、肥満が進むこともないのです。このメカニズムを知れば、「脂ものは太る」というのが大ウソであることがお分かりでしょう。

「サラダチキンよりも唐揚げ」のほうが健康にいい

近年はむしろ「脂ものを積極的に摂るほうが太りにくいし健康によい」ということが明らかになっています。

たとえば、白いごはんを食べれば当然血糖値が上がりますが、そのごはんを脂でコーティングすると血糖値上昇がゆるやかになるのです。これは、白いごはんよりもチャーハンのほうが健康にいいということ。血糖値上昇がゆるやかなチャーハンのほうがインスリン分泌や中性脂肪への変換が抑えられて、脂肪肝や肥満の進行を防ぐことができるわけです。

また、チャーハンと同じ理屈で、脂肪分の少ないサラダチキンよりも脂ぎった唐揚げや生姜焼きのほうがいいし、あっさりしたザルそばやそうめんを食べるよりも脂ぎった豚骨ラーメンを食べるほうがいいということになります。もし外食をするなら、回転寿司でごはんをたくさん食べるよりも、焼き肉屋で肉をたくさん食べるほうが太りにくいしずっと健康にいいでしょうね。

「そんなわけあるか……これまでずっと健康のために脂ものを控えてきたのに……」と頭が混乱している方もいるかもしれませんね。

しかし、申し訳ないようですが、脂ものに対するこれまでの健康常識が間違いだったということ。脂質は決して「悪者」ではありません。脂ものを多く食べても、健康にはまったく問題ないというのが最新医学が出した答えなのです。

ですから、みなさんもこうした点をしっかり心得て、これからは「ダイエットや健康によくない食べ物のターゲット」を間違わないようにしてください。危険視すべきはあくまで糖質過剰。くれぐれも「脂肪肝や肥満を防ぎたいから、脂ものを食べるのは控えよう」なんて言い出さないでくださいね。

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