中国のネットイース(網易)、人気ゲーム「龍が如く」シリーズの生みの親が率いるゲーム開発会社への資金提供を打ち切り
ネットイースは創業者兼最高経営責任者(CEO)の丁磊氏の主導で近年ゲーム投資を縮小しており、世界各地で人員削減や制作会社閉鎖が相次いでいる。日本では、同社の海外展開の先駆けとなった桜花スタジオを24年後半に閉鎖した一方で、名越スタジオには開発中の初作品を完成させる時間的猶予が与えられていた。
名越スタジオは昨年12月、初の開発作品「Gang of Dragon」の予告映像を公開した。しかし、同作品の完成には少なくとも70億円の追加資金が必要とネットイースが把握したことを受け、発売前に資金提供を打ち切る決定が下されたという。情報が非公開であることを理由に、関係者が匿名を条件に語った。
関係者によると、名越氏は新たなスポンサー探しを進めているが、現時点で成果は出ていない。すでに開発されたゲーム素材の取り扱いについて、名越スタジオはネットイースと協議しているという。
交渉に応じる姿勢
ネットイースは同社に対し、独立して事業を継続することは可能だが、資産やブランドを保持する場合は相応の費用を負担する必要があると伝えたという。スタジオ側が自力で費用を賄える場合に限り、交渉に応じる姿勢だとされる。
ネットイースの広報担当者は、名越スタジオとの関係解消に関する条件の詳細については明らかにしなかった。名越スタジオの広報担当者は、この件についてコメントすることは特にないと述べた。
著者:望月崇、Zheping Huang
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