「スピード競争の到達点は?」Amazon国内最大級拠点"驚きの光景" 1日に約60万点出荷→翌日配送のため《徹底的に減らした》もの

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「従業員の安全基準に準じているため、見学者だけに特別な制限を課しているわけではありません。安全を確保した上で、ガラス越しではなく現場をありのままに見ていただくことを重視しています」(千葉みなとFCジェネラルマネージャー/サイトリーダー 片桐秀行さん:以下同)

とはいえ、これから暑くなる季節はうっかりサンダルやスカートで行かないよう要注意だ。筆者自身、過去に別の見学で服装を誤り、冷や汗をかいた経験があるだけに、事前確認の重要性は強調しておきたい。

基本的に荷物はロッカーに預け、専用のベストを着用する(写真:筆者撮影)
基本的に荷物はロッカーに預け、専用のベストを着用する(写真:筆者撮影)

一方、ペンやメモ、水分の持ち込みは可能だ。安全基準を守ったうえで、現場を観察し、記録することは歓迎されているのは、マニアとしても嬉しい。筆者が訪問した日の参加者は約24人。質問内容から見ると物流や倉庫関連の関係者が多い印象だったが、ツアー自体は小学生以上であれば誰でも参加できる。実際には、家族連れを含む、幅広い世代が訪れているという。

ツアーは、FCで働く人の休憩スペースを兼ねたカフェテリアでの概要説明から始まる。巨大拠点を安定的に稼働させるには、テクノロジーだけでなく、人のモチベーション管理も欠かせない。そうした工夫は見学者の目に触れる場所にもさりげなく取り入れられている。宝探しのように探しながら参加してみるのも、見学の楽しみ方のひとつだろう。

食堂
食堂ではフリードリンクが提供され、食事メニューは人気投票も参考にされている(写真:Amazon提供)

外国語表記や礼拝室…多国籍な人材構成を反映

また、プレイヤーズルーム(礼拝室)の設置や外国語表記の併記など、多様なスタッフや働き方を前提とした配慮も随所に見られた。マネジメントチーム自体も多国籍で構成されており、多様なバックグラウンドを前提とした運営体制を整えているという。グローバル企業としての人材構成が、現場運営にも反映されていることがうかがえる。

次ページいよいよ物流エリア
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事