イスラエルによる中東戦争にアメリカが参戦したことによって、21世紀は「戦争の世紀」となってしまった

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こう考えると、トランプ大統領の矛盾だらけの行動も説明がつく。レジームチェンジと言ったり、そうでないと言ったり、核兵器開発の防止やミサイル能力の破壊といったり、話が揺れ動くのは、どれも嘘だからである。

嘘というより、何の目的もないので、何もないから、何を言ってもいいのである。また、地上戦はしないと言ったり、地上戦をいとわないと言ったり、再び、地上戦はしないと言ったりして揺れ動き、数日で終わるようにほのめかしたり、5~6週間あるいはそれ以上かかると言ったりするのも同じことである。

ただし、これは、イランへの威嚇により、イスラエルが圧倒的に有利だと思わせ、ひるませる意味がある。時間がかかるのも、イスラエルがやりつくすには、イランの戦闘力をそぐだけでは終わらないからであり、また、アメリカが自分で戦争の終わりを決められないからである。

イランに関心がないアメリカ、混乱を望むイスラエル

しかし、これらは、すべてトランプ大統領に損なことばかりではないのか? イエス。だから、いつもは自慢げにありとあらゆるメディアへの露出、記者会見をするのに、今回は4日間隠れていた。後ろめたいというか、責められるのが明白であったから逃げていたのだ。

エプスタイン問題から目をそらすのはいいが、「ゼロウォー」と言っていたのに、西半球でもないところへ戦争を仕掛けるのはおかしい、とこれまでトランプ大統領を強く支持してきた有識者や岩盤支持層から厳しく批判されているから、まったくトランプ大統領の意向に沿わないはずだ。

議会に事前に報告していなかったのも当然だ。主導権、タイミングはイスラエルが決めることであり、またハメネイ師およびそのほかの幹部を皆殺しにできるチャンスがやってきたのだから、アメリカの議会への通告の都合など、イスラエルの知ったことではない。

今後、イランがどのような体制になるかなど、アメリカはまったく関心がない。だから、イランがどうなろうと関係ないのである。イスラエルにとっては、混乱すればするほど望ましいから、徹底的に現体制の後継者も、次の民主主義革命も、どちらも妨害する。

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