そして、ここにすべての交通参加者が通信でつながる「安全・安心ネットワーク技術」を融合させるのだ。ホンダが21年11月25日に公開したニュースリリースには、以下の説明がある。
路側カメラ、車載カメラやスマートフォンからの情報を通じて検知した交通環境に潜むリスクをサーバーに集約し、仮想空間上(デジタルツイン)で交通環境を再現する。
人の状態・特性を考慮した上で事故のリスクの高い交通参加者の行動を予測、シミュレーションし、リスクを回避できる最適な支援情報を導き出す。
それら支援情報を「協調型リスクHMI(ヒューマンマシンインターフェイス)」により、4輪/2輪運転者や歩行者へ直感的に知らせることで、事故が起こりうる手前で未然に回避行動を促す。
和光市での実証実験では、実証に参加する4輪車、バイク(自動2輪車)、自転車のそれぞれに後付けカメラと、安全支援アプリをダウンロードしたスマートフォンを装着。
そこから得られたデータをCI自動運転技術/運転支援システムによって解析し、車載器やスマートフォンに事故のリスクをフィードバックする。
道路交通法上、運転中にスマートフォンを凝視したり操作したりすることはできないため、音や画面での注意喚起などでリスクを知らせる仕組み。緊急地震速報のようなイメージだろう。
トライアルを経て2028年度以降に実装へ
実証実験の場所は和光市駅の周辺で、交通の流れが交錯する通勤時間帯で主に行う。
後付けカメラ装着の4輪車の他に参加するCI自動運転車は当面、ホンダのテストライセンス保有のドライバーが行い、4輪車とバイクはホンダ所員で最大200名、また最大100名の和光市職員と市民が、自転車で実施実験に参加する計画だ。
26年度はトライアルテストから技術実証フェイズ1、27年度が走行シナリオを拡大する技術実証フェイズ2として、28年度以降に社会実装。同時に他の地域での展開も考慮するロードマップを持つ。





















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