ナイキが踏み切った大規模値下げ、スニーカー市場も価格競争が過熱⋯一方、オンやホカなど新興メーカー台頭で勢力図に変化も

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アディダス「スタンスミス」はホームページ上の価格が1万3200円、ナイキ「エア フォース1 '07」は1万6500円。長年の定番モデルも近年の原材料高騰などに伴う値上げで割高になり、若者層が気軽に買える値段ではなくなっていた。

スニーカー市場全体でも、販売が伸びずに在庫が滞留。アウトレットに商品が流れたほか、小売店も在庫処分に動いた。市場は値下げ競争に突き進み、節約志向も相まってスニーカーの苦戦が長引く構図となっている。

機能面の特長が売りに

店頭では今、何が売れているのか。一つは機能面で特徴を持つスニーカーだ。手を使わずに履けるハンズフリーの人気は根強い。小売り各社のPBも順調で、手頃な価格はもちろん、軽さ、防水、防湿などもポイントだ。

オンは25年9月、銀座に旗艦店をオープン。現在も店内には多くのインバウンドの姿がみられる(写真:編集部撮影)

アウトドアや軽いランニング用などスポーツ系のシューズの人気は高く、機能性とデザイン性を兼ね備えた「テック系」も復権。サロモンやオン、ホカなどのブランドも売れているとの声が上がる。プーマ「スピードキャット」、アディダス「テコンドー」などの薄底モデルもトレンドの一つだ。

消費者がブランド名だけでなく、「機能性」と「納得感のある価格」をシビアに選別するようになった今、市場の勢力図は新たな局面を迎えている。

ABCマートなど国内靴小売りの動向や、ナイキの決算資料から見えてくる課題、今後のスニーカー市場の動向について触れた詳報版は東洋経済オンライン有料版記事「〈スニーカー市場の異変〉ナイキ苦戦で値崩れ?決算が語る苦しい懐事情と荒療治⋯在庫過剰による「バーゲン状態」はいつまで続くのか」でご覧いただけます。
田邉 佳介 東洋経済 記者

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たなべ けいすけ / Keisuke Tanabe

コンビニ担当や投資雑誌編集部、通信、メディア、観光、食品、物流などを経て現在は音楽や眼鏡、靴、雑貨関連を取材。

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