これもグーグルの社内で発見したデータですが、最終的な合否の連絡をする際、メールより電話で伝えたほうが、満足度のスコアが7~8ポイント上昇していたのです。この傾向はどの職種・階層の面接でも一様に見られました。
そのことがわかってから、各拠点のリクルーターには内定の連絡はもちろん、不合格の連絡も、メールではなく必ず電話で伝えるよう徹底してもらいました。この「2ウェイでのコミュニケーション」は、シンプルでコントロールがしやすいわりに、満足度のスコアが確実に上昇する効果的な施策となりました。
日本の就職活動においては、「〇〇様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます」といった紋切り型の「お祈りメール」が定着してしまっています。でも、その“ラストワンマイル”のコミュニケーションを電話に変えるだけで、候補者の受け取る印象は大きく変わるのです。
体験は採用競争力を高める「コスパ」のいいアプローチ
リクルーターが候補者とのコミュニケーションを通じて採用の体験を向上させる、シンプルかつ誰でもできるアプローチは、もう一つあります。
それは、「こまめに連絡をとる」ことです。
採用プロセスの途中では、面接の日程調整や、次の面接に進むかどうかの合否判定など、さまざまな事情で候補者を待たせることがあります。その間にリクルーターからの連絡が途絶えると「自分より優先している候補者がいるのかな?」と候補者は不安に感じてしまい、それが体験を悪化させ、ひいては離脱の原因にもなります。





















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