春は「家で引きこもる」がいちばん…? 花粉飛散量の"少ない"意外な場所「避粉地」はここだ
今年も花粉の季節がやってきた。環境省によると、日本人の花粉症の有病率は42.5%(2019年)ともいわれ、まさに国民病である。
花粉と旅行は相性が悪い。屋外に出ることでより多くの花粉をあび、症状を悪化させるためだ。最善の策は「家で引きこもる」という悲しい結果となってしまいかねない。
花粉症がピークをむかえる3月は、暖かさを増し、日照時間も長くなってくるうえ、下旬には花見も楽しめる。花粉のせいで家から出ないのはいささかもったいない。
「避粉地」とは?
花粉の飛散量は地域によって大きく異なる。そのため、花粉が飛散していない、もしくは飛散量が少ない地域へ旅をすれば、少なくとも旅行中は花粉から逃れることができる。旅行そのものも楽しめるから一石二鳥というわけだ。
こうした考えは真新しいものではない。00年代半ばには「避暑地」ならぬ「避粉地」ということばも登場している。「避粉地」をかかげる記事は、北海道や沖縄、小笠原諸島などをとりあげるものが多い。
たしかに北海道や沖縄に行けば、ほぼ花粉を回避できる。特に安いのは札幌だ。LCCなら往復1万2000円程度で成田から千歳まで往復できる。2泊3日のパッケージツアーでも安いものなら1万円台でおさまる。
沖縄もトラベルコで探せば、JAL利用2泊3日のツアーが2万円台後半から見つかる。八丈島という選択肢も面白い。2026年3月3日から7月31日(チェックアウト日)まで、2025年秋に台風の被害を受けた、八丈島・青ヶ島の復興をめざして「復幸旅!八丈島」が開催されている。指定されたオンライン旅行会社(OTA)で同島へのツアーを購入すると、最大40%になる。
しかしいずれも「身近な避粉」とはいいがたい。そこで、過去の花粉の飛散量をチェックし、より解像度の高い「避粉地」探しを検討してみたい。
毎年多くの人が花粉の飛散予測の情報を目にするだろう。だが、これらの情報の多くは「前年比」や「平年比」である。たしかに自分の住んでいるところの飛散量について知りたいのであれば、多いか少ないかが重要な指標となる。だが、花粉の少ない地域を求める場合、これらのデータは役に立たない。





















無料会員登録はこちら
ログインはこちら