【ガソリンスタンド減少や50cc消滅、電動化の時代にスーパーカブのような存在に】ホンダの新型電動スクーター「アイコンe:」が狙うは地方の足

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さらに、ブレーキシステムには、左側のリア用ブレーキレバーを引くと、フロントブレーキも連動して制動力を発揮するコンビブレーキ(前・後輪連動ブレーキ)を採用。バイク初心者でも、安定した制動を行える機能も採用する。

メーターおよびハンドルのスイッチまわり
メーターおよびハンドルのスイッチまわり(写真:三木 宏章)

なお、ホンダによれば、各装備の操作スイッチなどは、従来の50ccバイクに乗っていたユーザーはもちろん、バイク初心者でも簡単に扱えるように工夫したとのこと。最新の電動車ながら、昔ながらの原付バイクと同様の「優しい」操作系も、このバイクの特徴なのだという。

EM1e:や新基準原付との差別化

アイコンe:(左)とEM1e:(右)の外観比較
アイコンe:(左)とEM1e:(右)の外観比較(写真:三木 宏章)

ちなみにアイコンe:のボディサイズは全長1795mm×全幅680mm×全高1085mm。対するEM1e:は全長1795mm×全幅680mm×全高1080mm。車格もかなり似ている印象だ。

また、同じく原付一種扱いとなる新基準原付のディオ110ライトの場合、ボディサイズは全長1870mm×全幅685mm×全高1100mmで、ひとまわり大きい。ディオ110ライトは、原付二種(第二種原動機付自転車)の「ディオ110」をベースにしており、車体などは共通のためだ。

従来どおりガソリンで走る、新基準原付のディオ110ライト
従来どおりガソリンで走る、新基準原付のディオ110ライト(写真:三木 宏章)

なお、ここでいう新基準原付とは、先に述べたとおり、50cc以下のバイクが新排出ガス規制により生産終了となったことで、その代替として登場したモデル群だ。新基準の排出ガス規制に対応可能な110ccや125ccのバイクを使い、最高出力を4.0kW(5.4PS)以下に制御。性能面を50ccバイクと同等とすることで、運転可能な免許や交通ルールなどを原付一種と同じ扱いにするというものだ。

ただし、取材の会場で実際にアイコンe:にまたがってみたが、足つき性ではディオ110ライトのほうがややいいような印象だった。理由はシート形状の違い。アイコンe:のシートは幅がかなり広いのに対し、ディオ110ライトのシートは先端部を絞っていることで、足を地面へ出しやすいのだ。

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