【ガソリンスタンド減少や50cc消滅、電動化の時代にスーパーカブのような存在に】ホンダの新型電動スクーター「アイコンe:」が狙うは地方の足

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アイコンe:の外観
アイコンe:の外観(写真:三木 宏章)

カーボンニュートラル実現に向け、2輪車事業では「2030年までにグローバルで電動モデルを30機種投入する」という目標を掲げるホンダ。アイコンe:は、その電動化戦略車として、2024年10月にインドネシアで発表したモデルだが、今回導入する新型はベトナム生産モデルを選択。装備などを日本の法規に適合させた輸入車という位置付けとなる。

ベースとなるのは、2023年に国内でも発売を開始した電動スクーターのEM1e:。車体などの基本骨格を継承し、コンパクトかつEVらしい先進的デザインを採用する。後輪に走行用のインホイールモーターを内蔵する点も同じだ。

後輪にインホイールモーターを内蔵
後輪にインホイールモーターを内蔵(写真:三木 宏章)

ちなみにモーターの定格出力は0.58kWで、最高出力1.8kW(2.4PS)/618rpm、最大トルク85N・m(8.7kgf-m)/110rpmを発揮。EM1e:がモーターの定格出力0.58kW、最高出力1.7kW(2.3PS)/540rpm、最大トルク90N・m(9.2kgf-m)/25rpmなので、スペック的にさほど大きな差がないといえる。

右手で簡単に走行モードを切り替えられるようにスイッチを配置
右手で簡単に走行モードを切り替えられるようにスイッチを配置(写真:三木 宏章)

また、走行モードには、通常の走行に対応する「スタンダード(STD)モード」に加え、モーターの出力を抑え省エネ走行に寄与する「イーコン(ECON)モード」も用意。切り替えは右ハンドルにあるスイッチで簡単に可能だ。とくに、イーコンモードは、航続距離を伸ばすだけでなく、スクーターに初めて乗る人でも扱いやすく、安心感のある出力特性を体感できるという。

アイコンe:のバッテリーについて

車体下部の足下に配置された走行用バッテリー
車体下部の足下に配置された走行用バッテリー(写真:三木 宏章)

アイコンe:がEM1e:と大きく異なるのは、バッテリーの方式だ。EM1e:では、シート下に持ち運びも可能な独自の「モバイルパワーパックe:」を1個搭載。充電するには、バッテリーを車体から取りはずす必要がある。

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