新幹線がまさかの83%OFF!? JREポイント最強コスパ活用術" 行き先は4択"「どこかにビューーン!」で訪れた冬の津軽・大人の弾丸旅が最高だった
その後は弘前市中心部の洋館をめぐる。なかでもルネサンス様式の旧第五十九銀行本店本館(04年完成)の完成度が高かった。これが入館料200円なのだからありがたい。
弘前れんが倉庫美術館は前回訪れたのでのぞくだけにして、弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅へ。52年にできた駅舎は昭和モード全開。改札はいまだに有人改札で、きっぷにはさみを入れられた。一体何年ぶりだろう。この大鰐線も2028年の廃止が決まっている。
計13品で2000円は驚異的な値づけ
雪の中、石川駅で下車し、一本道を歩いてたどりついたのが工藤良子さん宅。ここで木~日の昼のみ開かれるのが「津軽あかつきの会」。01年に前会長の工藤さんをはじめ、地元の女性によって結成されたこの会では、津軽で受けつがれてきた「伝承料理」が提供される。
3年ぶりに訪れたが、計13品で2000円は驚異的な値づけである。それも工藤さんが自宅を開放し、「あかつきの会」のみなさんがボランティアで料理を提供してくださるからだろう。「津軽あかつきの会」はプロからも高く評価され、料理専門の出版社である柴田書店から『津軽伝承料理』という本も出版されている。
4名以上からの予約とあるが、他に予約が入っていればそれよりも少ない人数でも予約を受け付けてくれる。隣の卓のお客さんに外国人の方がいたので話してみると、17年に世界のベストレストランの世界一となったイレブンマディソンパークのバーテンダーの方だった。津軽の変哲もない農村の民家がすごいことになっているのだった。
雪の中新青森駅へ列車で戻り、タクシーで三内丸山遺跡近くの青森県立美術館へ。雪がしんしんと降る中、インバウンドの旅行者が次々と美術館にすいこまれていく。寺山修司や棟方志功のコーナーが充実していたが、やはり目玉は奈良美智なのだろうか。
旅の締めは青森駅周辺へ。シードル工房を併設した商業施設A-FACTORY内のガレッテリア ダ・サスィーノでガレットをいただき、新青森駅を19:44発のはやぶさ25号に乗り込んだ。出かけるときは10年に1度の大雪と報道されたが、帰りの新幹線は秋田新幹線を盛岡駅で待って2分遅れ。それもすぐに取り戻し、東京駅には定刻の23:04に到着した。
冒頭で示したように「どこかにビューーン!」はコストパフォーマンスが非常に高い。行き先が「ギャンブル」にはなるが、たまには自分で能動的に選ばないところに行ってみることで新鮮さを味わえるかもしれない。
なお、「どこかにビューーン!」は途中下車ができないが、下車前途放棄はできる。たとえば、東京から新青森駅までを当てた場合、行きは八戸で降り、八戸を観光。八戸から新青森まで自腹で移動すれば、八戸と新青森の両方を楽しめるというわけだ。上越妙高を当てた場合なら行き帰りを長野駅にしてしまうこともできる。自分なりにうまいやり方を発見してほしい。
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