肝腎寿命を延ばす「2つの臓器」が同時に整う食事→【医師推奨】たんぱく質、塩分を控えすぎず食を楽しむ方法

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だが医学博士である著者いわく、肝臓と腎臓は「ひとつながりの臓器」。つまり両者は連携しながら、体に必要なものを入れ、不要なものを出すという「出し入れ」の使命を果たしているのだ。

当然ながら人間は、この「出し入れ」がスムーズに行われないと生きていけない。必要なものを血液を通して体内に入れている肝臓と、不要なものを血液から尿にして体外に出している腎臓、これら2つの臓器が「ひとつながり」となって「出し入れ」を日々こなしているからこそ、生命活動を維持できるということだ。

では、肝臓と腎臓を適切な状態に保つためには、どのような生活習慣を心がければよいのだろうか。ここでは「食事」のあり方に焦点を当ててみたい。

まずは「食事量を落とさないこと」を徹底する

食事の大前提は、「食を細らせてしまっては絶対にダメ」だということ。

とくに慢性腎臓病を患っている人の場合は、医師や栄養士からの助言の影響もあって、まじめに食事制限しすぎる傾向にあるようだ。その結果、食を細らせてしまったり、体重を落としてしまったりするわけである。

ところが、それは非常に危険だという。とくに高齢者の場合は、食事量が減って栄養が足りなくなると、自分の体の筋肉を分解してたんぱく質を補おうとするシステムが働く。そのため、短期間のうちに筋肉量が減ってしまうのである。

筋肉量が低下すると転倒骨折や誤嚥性肺炎を起こすリスクも高くなるため、寝たきりになる可能性も大きく高まってしまうことになります。(137ページより)

しかも「筋肉→たんぱく質」の分解を進ませてしまうと、たんぱく質を大量に食べたのと同じことになる。それが腎臓の負担になって、腎臓病をより悪化させることにつながるのだ。そのため高齢者はとくに、食べる量を減らすと病気や老化が加速してしまいかねないようだ。

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