「家中、"黒い斑点"まみれ」 "生ゴミ屋敷"からの引っ越しで見た光景…一方で、ゴミまみれでも「ゴキブリが1匹もいない家」もあるワケ

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新居にゴミをそのまま持って行くわけにもいかず、かといってこのまま放置して退去することもできない。そうして、ゴミ屋敷清掃業者である「イーブイ」に助けを求めることになった。

リビングから奥にある2つの和室まで、床は腰の高さまでゴミで覆い尽くされている。そのほとんどがコンビニ弁当や惣菜の空き容器、お菓子の袋、空のペットボトルといった食品ゴミだ。

それらに混じって段ボールが至るところに埋もれている。見ると表面には黒い斑点がびっしりと付いていた。すべてゴキブリの糞である。段ボールは保温性が高く、隙間が多いので、ゴキブリにとって格好の住処になってしまうのだ。

ゴミ屋敷
ゴキブリの糞がこびりついた段ボール(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

糞は段ボールだけではなく、床や壁にもへばりつき、散乱している紙ゴミには噛んだ跡があった。ゴキブリは食品だけではなく、せっけんや紙まで食べてしまうほど雑食である。

部屋の隅にあったファストフード店の大きな紙袋には煙草の吸い殻がパンパンに詰まっていたが、中からもゴキブリの糞が浮き出ていた。中で煙草の葉をムシャムシャと食べていたのだろう。

ゴミ屋敷
ファストフード店の紙袋の中には、タバコの吸い殻がぎっしりと詰め込まれている(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

生ゴミだらけでも「ゴキブリが湧かない家」

しかし、「生ゴミによるゴミ屋敷」でも、ゴキブリが湧かないケースもある。たとえば、『「ゴミ山の寝床で注射を…」60代男性の壮絶な闘病』で取り上げたゴミ屋敷がそうだ。

家中が生ゴミだらけで、その量は今回のゴミ屋敷と比べても4~5倍はあったが、ゴキブリはおろか糞すら見当たらなかった。

ゴミ屋敷
写真のゴミ屋敷は、すべての部屋でゴミが天井まで積み上がっていたが、ゴキブリは一切出てこなかった(写真:イーブイ提供)

なぜそれほどの差が出るのか。イーブイ代表の二見氏がその理由を話す。

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