東京大学に70年ぶりの新学部、修士一貫5年・秋入学・オール英語・1年次は全員寮生活…「デザイン」がテーマの深い訳

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いずれも調査書(または成績証明書)・評価書・エッセイなどの書類提出が必要で、英語で面接がある。ルートAは、一部で日本語を使用することもあるというが、東大が指定する英語能力検定試験の結果を提出する必要がある(ルートBも経歴等に応じ求められる)ため、入学時にある程度の英語力が求められる。

またルートBは、東大が指定する統一試験・資格(国際バカロレア〈IB〉・国際Aレベル・SAT・ACT・各国統一試験など)のうち少なくとも1つの成績提出が必要だ。

これらと学力審査をふまえた総合的評価で合否は判断されるが、新学部だけあって参考にすべき基準がないのが判断の難しいところだろう。

どんな高校生を求めているのかという質問に対して小関氏は次のように答えた。

「入学者選抜概要では、求める人材の資質として、知力と学習能力、優れたコミュニケーション能力および英語力、論理的思考力に加えて創造的思考力、責任感・社会正義感・包摂性、そして、自主性に加えて協調性を挙げている。

今ある価値で将来のキャリアを考えるのではなく、これまでにない新しい価値をつくりたいと考えるような人にUTokyo College of Designを志望してほしい」

第1期生の募集要項は26年8月頃に公表、出願開始は10月頃、合格発表は27年2~3月に予定されている。そして合格した後、9月の入学までの半年間、学びの支援を行うという。

「9月からはオール英語の授業が始まるので、英語力が不安な生徒にはそのサポート、また海外出身の学生は、高等学校段階での学びの内容が多様なので、基礎学力についても必要に応じて支援をする」

国内外での長期インターンシップで学ぶ実践知

入学者は1年次、全員が目白台インターナショナルビレッジ(MIV)の寮に入居して、同じフロアで1年間、国内外から集まった学生と寝食を共にする。

目白台インターナショナルビレッジ外観
目白台インターナショナルビレッジ外観(写真:東大提供)

MIVには800人ほどの東京大学の学生や外国人研究者が入居しており、これらの人々とも交流してさまざまな文化に触れながら、日々、グローバルな視点を広げていくことができる。

キッチンやトイレ、シャワールームなどの設備は共同ながら、各学生に個室が用意され、プライベートな空間が確保されている。

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