子どもも投資経験必要?インフレに備えるには?金融業界勤務ののち経営者に転身した申真衣氏が実践するお金の教育、その意外な答え

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「投資するとお金が増える」「投資で稼ぎたいからニュースを見よう」というふうに考えるよりも、世界に興味があるからニュースを見て、「あ、この会社に投資するとしたら、こういうふうになるんだ」とあとで気づいていくほうが、自然な興味の持ちようである気がしています。

普通の勉強じゃダメですか

我が家では、朝から「ニューヨーク時間の株が上がったね」「為替がすごく飛んだね」のように夫婦で会話をします。すると、子どもが「それはなぜ?」と聞いてくることがあります。

子どもが聞いてきたときは、できるかぎり一生懸命答えますね。「株式会社というのは、株式を発行することができてね」「それを買えるようになっていて」などと、わかってもらうのは難しいけれど、何度も何度も説明します。

もちろん、投資家の村上世彰(よしあき)さんのように小学生から株式投資をして大成する方もいるのですが、投資力自体が生きる力になったり、投資家として生きていける人は少ないと思います。

だから、すごく好きならいいのだけれども、生きる力だからと投資について子どものときから学んだり、投資でおこづかいを増やそうとしたりするよりも、「普通に勉強したらどうか」という気がします(笑)。

まずは仕事を得てお給料をいただき、元手を貯めなくてはならないのですから。

それに、『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話』にもあるとおり、インフレに対する最強の防衛策は「働いて給料をもらい続けること」ではないでしょうか。

基本的には、物価が2倍になったのに給料は1円も変わらないということはなく、物価のインフレに対して緩やかに賃金もついていきます。働いて収入を得られるということは、やはり一番インフレに強いのです。

投資は、その前提があって、お金を余らせることができてから始めるものだと思いますね。

(構成 屋代菜海)

申 真衣 VERY専属モデル、GENDA共同創業者

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しん まい / Mai Shin

東京大学経済学部経済学科卒。 ゴールドマン・サックス証券株式会社を経て2018年5月、GENDAを共同創業、2019年6月より現職。2020年3月号より、VERY専属モデルとして活躍。女の子のママでもある。

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