70代になると「3人にひとり」が慢性腎臓病→透析を防ぐ「腎臓が悪くなくても絶対やるべき」専門医オススメの運動

✎ 1〜 ✎ 17 ✎ 18 ✎ 19 ✎ 20
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

縄跳びであれば、気軽にできて継続しやすいはず。自分のできる範囲のリズムや回数で構いませんので、70代に入った方はトライしてみてはいかがでしょうか。

それと、70代に入った方々に心して注意していただきたいのが「食事量を落とさない」ということです。腎臓リハビリの食事の章でも述べましたが、70代に入って食事の量を落としてしまうと、筋肉量が低下して、それが体力や活動レベルを大きく引き下げることにつながっていきがちです。そうなると、血液を回す力が落ちて腎機能の低下も進んでしまいますし、何よりもサルコペニアやフレイルによって一気呵成(いっきかせい)に衰えが進むようになってしまいます。ですから、くれぐれも食事を抜いたり食べる量を減らしたりしないようにしてください。

とにかく、食事や運動で力をつけるのは、70代がラストチャンスだと思ったほうがいいでしょう。

80代以降は「動いて食べる」を長持ちさせられるか

80代になると、もうなんとか機能を維持するのが精一杯で、力をつけることはできなくなってきます。だから、70代のうちにできるだけの力を蓄えて、80代以降に備えていくようにすべきです。

そうした日々の心得が、ひいては腎臓寿命や健康寿命を延ばすことへつながっていくのです。

80代、90代になると、腎機能がグッと低下して、いつ腎不全に陥ってもおかしくないという状態が「普通」となります。

実際、80代では2人にひとりが慢性腎臓病と診断されるようになり、腎不全となって透析生活に移行する人も増えてきます。ここまで歳を重ねるとネフロンも残り数わずかとなってくるため、腎臓の濾過機能が働かなくなるタイムリミットが近づいてくるのはもう仕方のないことなのです。

次ページ人工透析になってしまったら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事