70代になると「3人にひとり」が慢性腎臓病→透析を防ぐ「腎臓が悪くなくても絶対やるべき」専門医オススメの運動

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だから、70代になったなら、もう四の五の言わず、誰もが「腎臓リハビリ」に本格的に取り組むべきだと思います。とくに、すでに慢性腎臓病の診断を下されている人は、もう待ったなしで腎臓リハビリに励むようにすべき。G3bやG4くらいまでステージが進んでしまっていたとしても、腎臓リハビリを行えば、透析導入をかなり先延ばしにすることができるはずです。

また、たとえ慢性腎臓病の診断を下されていないとしても、糖尿病や高血圧があるならできるだけ早く腎臓リハビリを始めるべきです。ここで始めておけば、腎機能の衰えをスローペースにしてネフロンを長持ちさせていくことができます。

逆に、ここで腎臓ケアに本腰を入れておかないと、いずれ透析になるのは避けられないというくらいに考えておくといいでしょう。

もっとも、70代に入ると活動レベルが落ちて運動機能が低下してくる人も多いので、なかには腎臓リハビリの運動療法で紹介している「らくらく筋トレ」や「腎活性ウォーキング」を行うのがきつくなってくる場合もあるかもしれません。

骨を丈夫にするオススメの運動

そういう場合に、私がよくおすすめしている運動が「縄跳び」です。

縄跳びがすぐれているのは、骨を丈夫にしてくれる点です。縄跳びのように一回一回跳ぶごとに下半身にずしっと体重がかかる運動は、その体重負荷によって骨を丈夫にする効果が期待できるんですね。

みなさんご存じのように、70代に入ると骨粗しょう症が進んで骨がもろくなってきます

平衡感覚やバランス感覚も衰えてくるので、無理をして動きの大きな運動をすると、体のバランスを崩し、転倒した拍子に骨折してしまう恐れが出てきます。しかも、骨粗しょう症が進むと、骨からリン酸カルシウムが溶け出して血液中に流出することになるため、腎機能に害を及ぼすリンが増えてしまうようになるのです。ですから、縄跳びで骨を丈夫にすることは、「転倒骨折を防ぐ」「リンの流出を防ぐ」というふたつの点で高齢者におすすめなわけです。

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