「アスリートは引退後、どうする…?」「元日本代表が地方の雇われコーチに…」起業した元Jリーガーが現役時代に募らせた"危機感"

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近藤さんは現役時代から「選手としてのキャリアは必ず終わる」と自覚していた。

近藤さんのスポーツ教室の様子
子どもたちの運動能力を底上げするスポーツ教室も軌道に(提供:近藤直也さん)

サッカー界では、引退後に監督やコーチ、クラブ職員になるのが王道だ。しかし契約は不安定で、40代・50代で次の道を模索するケースも少なくない。

「問題はセカンドキャリアの先にあるサードキャリアです。また、引退後も上下関係が続く独特の構造もある。生活のために言いたいことを言えない状態にはなりたくなかった」

「引退後のロールモデル」を目指して

将来的にJリーグへ経営側として関わる構想もある。しかし、今はまだ道半ばだ。

「アスリートが引退後に悩むのは、守る家族と生活があるから。まずは経営者として結果を出すことが先。そのうえで、自分の歩みが後輩たちのロールモデルになるのであれば嬉しい」

Jリーガーの平均引退年齢は25〜26歳。ピッチに立てる時間は人生の中では一瞬だ。

近藤直也のキャリアは、その後をどう生きるかという問いへのひとつの答えだ。未来のアスリートにとって、たしかな指針となりうる。

カネコ シュウヘイ 編集者・ライター

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Shuhei Kaneko

1983年11月8日生まれ。埼玉県出身。編集者・ライター。成城大学文芸学部卒。20代後半に自動車系雑誌の編集プロダクションから独立。以降、フリーランスとして活動を続ける。ライブへ月4〜5回通うほど根っからのアイドル好きが講じて、2014年頃からはエンターテインメント分野を中心に、取材・執筆へ尽力する。雑誌、Web、書籍と媒体は問わず。ブックライターも担う。

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