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あなたは今、首がこっています。ご自分の手で、もみほぐしてください――。そう言われたときに多くの人が手を伸ばすのは首の後ろ、肩、肩甲骨のあたりではないでしょうか。ですが、整形外科医でフィットネストレーナーの吉原潔氏によれば、首のコリの真犯人は、実は別の場所にある筋肉なのだそうです。
さまざまな重要な役割を担っているにもかかわらず、不調の原因として見逃されがちなその筋肉は、いったいどこにあるのでしょうか? 吉原氏の著書『
首の痛み・コリ・しびれ 自力でできるリセット法』から一部を抜粋・編集する形で解説します。
首の不調の元凶は、ほとんどが「筋肉」
首の痛みの約8割は、「筋・筋膜性疼痛」と呼ばれる、筋肉や筋膜の「コリ」が原因です。
このタイプの首の痛みでは、発症当初は安静にして様子を見ることが治療の基本です。痛みが強い場合には、鎮痛薬の内服や湿布を併用することもあります。
必要に応じて注射をする場合もありますが、必ず痛みが取れると保証できるものではありません。
「特別な治療もなく、様子見だけ? せっかく受診したのに……」
そう感じて、少し拍子抜けしてしまう方もいるようです。それでも、「原因は筋肉のこわばりで、骨や神経に異常はありません」とお伝えすると、多くの方がホッとした表情を浮かべます。
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