正解のない時代をどう生き抜く?情報の波に溺れず、図解思考で本質を掴み「自力で道を切り拓く」ための最強習慣

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• 図で考えるメリット:「図」をイメージすることは、物事の関係性を理解し、大切なことを浮かび上がらせ、記憶を助け、さらには応用(アナロジー)を効かせることを可能にします。
創造的な解決策:右脳と左脳をうまく使えば、1+1が2ではなく、3にも4にもなるような相乗効果が生まれます。これにより、単なる思いつきではない、着実かつ目からウロコの解決策にたどり着けるようになります。

正解のない時代に立ち向かう2つの姿勢

私たちが生きていく社会には、絶対的に正しいことなど存在しないのかもしれません。そんな予測不能な世界に直面したとき、人には2つの生き方があります。

1. 回避:よくわからないから目や耳を塞ぎ、嵐が通り過ぎるのを待つように生きる。
2. 挑戦:よくわからないからこそ、自らチャレンジして図を描き、道を切り拓こうとする。

前者に成長はありません。図を描き、抽象化を行い、仮説を持って行動する。そのプロセス自体が、不確かな未来に一筋の光を当てる作業となります。たとえ設定した目標が間違っていたとしても、図を使って考え抜き、一歩踏み出した経験は、必ず次の新たな道を切り拓く力になります。

「図」は完成させて満足するためのものではありません。図を使いながら、「何を考えるべきかを考える」ことそのものが目的です。

• 複眼的に物事を見る 
• 本質的な論点を明らかにする 
• 継続的に取り組む 

これらの習慣を身につけることは、人生を豊かにしてくれるはずです。皆さんの手元にある1本のペンと1枚の紙。それだけで、あなたのビジネス、そして人生は今この瞬間から変えていくことができます。正解のない時代を自分らしく力強く進んでいくために、ぜひ、今日から「図」を描き始めてください。

平井 孝志 筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授

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ひらい たかし / Takashi Hirai

東京大学教養学部卒、同大学院理学系研究科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学(MIT)MBA。早稲田大学より博士(学術)。ベイン・アンド・カンパニー、デル(法人マーケティング・ディレクター)、スターバックス(経営企画部門長)、ローランド・ベルガー(執行役員シニアパートナー)などを経て現職。コンサルタント時代には、電機、消費財、自動車など幅広いクライアントにおいて、全社戦略、事業戦略、新規事業開発の立案および実施を支援。現在は、経営戦略、ロジカル・シンキングなどの企業研修も手掛ける。三井倉庫ホールディングス社外取締役。著書は『本質思考』他多数。

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