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若い頃に運動をしていたから大丈夫! そんな【健康自慢のシニア】こそ知るべき「2つの体力」の定義

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  • 吉原 潔 整形外科専門医・フィットネストレーナー
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通常、筋肉量は年齢とともにゆるやかに減っていきます。筋肉量のピークは20歳頃で、そこから少しずつ減少します。特に50歳以降は減少が加速し、年間0.5〜1%ずつ減るとされています。

何もしなければ、80代を迎える頃には、若い頃の3割から4割近くの筋肉を失ってしまうこともあります。一方で、鍛えれば筋肉の減少に歯止めをかけることもできます。日々、筋トレを欠かさないという三浦さんは、その好例というわけです。

こうした筋肉量の減少に伴う筋力の低下は、食い止めることができます。三浦雄一郎さんのような"超人"である必要はありません。どなたでも、しかも楽にできる方法があります。

「自分は、まだ大丈夫」と思いがちな高齢者

私の整形外科クリニックでは、リハビリに力を入れています。筋トレやストレッチなどの運動をしてもらい、痛みが出ないような体の使い方を覚えてもらうのです。でも、痛みが引くと、ぱったり来なくなる患者さんがたまにいます。「痛みがなくなったから、もう治った」と思うのでしょう。

でも、こういう方は、しばらくすると「痛みが再発して……」と受診しリハビリを再開、痛みがなくなるとまた来院しなくなる。また、しばらくして痛みが再発して受診する、ということをくり返します。

私が、痛みがなくなっても運動を続けてほしいと考える理由は、体力不足が痛みを引き起こしているケースがあるからです。

それは、どういうことでしょうか。もう少し細かく説明しましょう。

リハビリをすると、まず姿勢がよくなります。そして、体力もつきます。でも、通院を止めると、家で何も運動をしなくなり、せっかくよくなった姿勢が徐々に悪くなっていきます。すると、体のバランスがくずれ、痛みがまた出てきてしまうのです。

運動をしないと体力も落ちてきて、痛みが再発する確率が上がる……いいことは何ひとつありません。

ですので、患者さんには「痛みがなくなっても体力を維持するために、家でも運動を続けてくださいね」と提案をするのですが、なかなか難しいようです。

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【「体力が落ちたとは思うけど、でもまだ大丈夫」】

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