「もっと儲かるかも」「明日は大丈夫」が破産を招く? 株高に沸く若者たちが学ぶべき"合理的な楽観"とは
だからこそ、予期せぬ事故が起こったとしてもお金に困らないように、資産を管理しておくことが大切なのだ。
著者によれば、このときもっとも重要なのが「安全感」なのだという。
安全感とは、「一度失敗したとしても、人生に大きな影響がない」状態でいるための最低ラインをさす。
安全感を持っている人は、新しいことに挑戦する際にもためらいがない。「安全」という保証が自分を守ってくれるからだ。
いいかえれば、たとえ失敗したとしてもやりなおすことができるのである。
なお、安定感と安全感には似た印象があり、似たような使われ方をするものでもあるが、まったく異なるのだという。
きわめて「当たり前」のことだが、そのぶん忘れてしまいがちなことでもあるのではないだろうか。
著者が指摘しているように、お金が絡むと私たちは平常心を失いがちだ。したがって、お金とよりよい関係性を維持するためには、こうした「当たり前」を常に心にとどめておくべきなのだ。
「合理的な楽観主義者」になりなさい
お金についてのおすすめの本を聞かれたとしたら、著者は世界金融危機を扱った『ベアマーケット(原書:Anatomy of the Bear)』を選ぶそうだ。
証券会社に勤めていたラッセル・ネイピアが、アメリカの過去100年において、とくに厳しかった4つの株価下落局面を取り上げたもの。
そこから、「それがどのように展開し、どのくらい続き、どのようなきっかけで終わったのか」を分析しているのである。




















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