ついたてを隔てた隣の席でも、ロリータファッションの女性2人組がモーニングを食べながら長居モード。その向こうでは「もっとこまめにひっくり返しなよ」と団子奉行が幅を利かせています。
カオスを育てている和の顔をしたコメダ
入り口側の「オフィス街の顔」と、奥の「カオスな自由空間」、このコントラストも含めて、おかげ庵は面白い。
手頃な価格の和カフェとしても完成度が高いのに、居心地やボリューム感、長居歓迎の空気感は完全にコメダ。和の顔をしたコメダが、新宿の地下で静かにカオスを育てているのです。
静かに過ごすもよし、団子を焼きながら語るもよし。他の店では味わえない、朝の光景です。和菓子とおむすびと、それぞれが気ままに楽しんでいます。カオスな人間模様ですが、共通しているのは皆ホクホクした表情ということ。
満員の、多幸感に満ちた店内を見回しながら、「おかげ庵いいなあ、ってことはコメダってやっぱりすごいんだよなあ」と、コメダのすごさを再確認する朝なのでした。
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