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三菱「デリカD:5」発売19年目で大幅改良をした意図とは? トレンドを作り・育てたオフロードミニバンの進化

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新たにオーバーフェンダー(ホイールアーチモール)を装着するなどデザインに手が加えられた(筆者撮影)

ユーザーはオフロードテイストに惹かれる傾向にあるようだ。

張り出したフェンダー、大径タイヤ、大型アンダーガード、ボディまわりのクラディング(合成樹脂製のプロテクション)――。そういうモデルが増えている。

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三菱自動車工業が、2026年1月9日に発売した新型「デリカD:5」は、いち早くトレンドを意識した同社が得意とするオフロードテイストのミニバンだ。

私は実車を見て、クリーンで理知的なイメージと、力強さがうまくバランスされているデザインに、好感をもった。

デリカD:5は2007年から販売されるモデル寿命の長い車両だが、世のトレンドに合わせて、上手にアップデートされている印象だ。

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オーバーフェンダー装着でさらに強まるキャラクター

エンジンアンダーガードと一体になったような形状のフロントバンパー、ラリーカーのドライビングランプを彷彿させる大型ランプ、太いオーバーフェンダーのガーニッシュ、それにタイヤとのクリアランスの大きなホイールハウス。

以前は、深めのエアダムなどをそなえた走り屋的な仕様もあったが、いまはメインラインのオフロードテイストを前面に打ち出している。

東京オートサロン2026ではさらにオフロード色を高めたカスタム仕様を展示(筆者撮影)

乗用車におけるオフロードテイストの取り込みは、フランスが早かった。シトロエン「メアリ」(1968年)やマトラ・シムカ「ランショ」(77年)が嚆矢(こうし)だろう。

より広い市場を対象としたのは、フォルクスワーゲンの「ゴルフ・カントリー」(90年)で、トレンドは浸透していった。

95年にスバルが「レガシィ・グランドワゴン」を発売。続くように上級車市場では、ボルボ「V70XC」(98年)やアウディ「オールロードクワトロ」(99年)などが登場。

この展示車には「デリカD:5 ULTIMATE GEAR(アルティメットギア)」なる名前がついていた(筆者撮影)

さらに、メルセデス・ベンツは「Eクラス・オールテレイン」を手がけ、昨今は、ヒョンデ「インスタークロス」や、2026年に日本導入予定ともいわれるフォルクスワーゲン「ID.CROSS」などのEVにも拡大している。

そこにあって、デリカD:5は、オフロードテイストのミニバンという三菱独自の取り組みの進化形である。新しいデリカD:5の特徴を次に紹介しよう。

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【デザインだけじゃない改良の中身】

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