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ライフ #首都圏、住むとちょっといい街

品川から2駅、知る人ぞ知る「処刑場があった街」の"実態"  罪人が渡った「なみだ橋」の残る街が、都心なのに再開発されない事情〈再配信〉

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「駅まわりの商店街はね、土地を持ってる人が複数いてまとめて買うのが難しいんだ。

そもそも、川にくっつくかっこうで店が並んでいるだろ。だから全部まとめたとしても、大きなビルは建てられない。開発業者も手を出さないんですよ。

でも、そのおかげで商店街には今でも古い店が残ってる。東京中が再開発でごったがえしているけど、ここはそんな心配がない。住み慣れた街がそのまま残ってるんだ。そういう意味じゃいい街だね」

商店街を裏から見た様子。店は川に隣接する形で並んでいる(筆者撮影)

古き街並みの中に新しい店もオープン

立会川商店街にある「MR.HIPPO COFFEE 立会川店(品川区東大井2-23-2)」はこの春オープンしたばかりだ。店長の李翔宇さんは街のことをこう語る。

「MR.HIPPO COFFEEは東京都内を中心に他にも何店舗かあります。こちらに出店する前に街を歩いてみたのですが、喫茶店はあるけれど、若者をターゲットにしたカフェがあまりなかった。

でも、土日には近くの競馬場でフリーマーケットをやっています。若者も多いし外国からのお客さんも多い。すごくたくさんの人が集まるので、出店を決めました」(李さん)

開店したばかりの「MR.HIPPO COFFEE 立会川店」(筆者撮影)
店長の李翔宇さん(筆者撮影)

取材の日は、オープンから3日目だったが、地元民とおぼしき人たちで賑わっていた。コーヒーを飲んでいた高齢の女性客に話を聞くと「こういう店ができてくれて、若い人たちが集まってくれると私たち年寄りも嬉しいよね」と笑った。

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