先生はもっと休んだほうがいい…怖い「オーバートレーニング症候群」、《攻めの休養で脱「疲れているのは当たり前」》

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医学博士でもある著者が提案するのは、よく眠ったりゴロゴロしたりする「守りの休養」に加えて、無理せず負荷をかけながら休む「攻めの休養」です。

「攻めの休養」とは聞きなれない言葉だと思いますが、単にダラダラするのではなく、何かの活動をすることで、リフレッシュすることを指します。「積極的休養」とも呼ばれます。

具体例としてあがっているのは、ソロキャンプ、旅行、ヨガなど。私はこのごろサウナにハマっていて週2~3回行ってますが(自身も働き方改革推進中~)、攻めの休養の1つかもしれません。

「攻めの休養」を取る、あるいは上手な負荷のかけ方とは、

・誰かにやりなさいと押し付けられたものではなく、自分で決めた負荷である。
・仕事とは関係ない負荷である。
・挑戦することで、自分が成長できるような負荷である。
・楽しむ余裕がある。

といったことが大切だと、著者は述べます。

無理せず休暇を取れる職場にするには…

学校や行政で、どうすればよいでしょうか。教職員定数の問題なども重要で、いまや欠員まで生じていることは休養を取りにくくさせていますが、身近にできることは結構あると思います。

部活の練習試合等を減らす。ノー残業デイを決めて趣味に当てる。たまに自習になってもよいから、無理せず休暇を取れる職場にしていく。お互い様という感じで休みを取りやすい雰囲気をつくる。

まずは正月明けに、予定表を広げながら、有休をどこで取ろうか、教職員で出し合ってみては、いかが? 仕事が終わったら休む、ではありませんよ。休みを楽しみに、仕事を進めたほうが、きっといい仕事ができます。

東洋経済education×ICTでは、小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。
妹尾 昌俊 一般社団法人ライフ&ワーク代表理事、OCC教育テック大学院大学 教授

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せのお まさとし / Masatoshi Senoo

徳島県出身。野村総合研究所を経て、2016年に独立。全国各地の教育現場を訪れて講演、研修、コンサルティングなどを手がけている。学校業務改善アドバイザー(文部科学省委嘱のほか、埼玉県、横浜市、高知県等)、中央教育審議会「学校における働き方改革特別部会」委員、スポーツ庁、文化庁において、部活動のあり方に関するガイドラインをつくる有識者会議の委員も務めた。Yahoo!ニュースオーサー。主な著書に『校長先生、教頭先生、そのお悩み解決できます!』『先生を、死なせない。』(ともに教育開発研究所)、『教師崩壊』『教師と学校の失敗学』(ともにPHP研究所)、『学校をおもしろくする思考法』『変わる学校、変わらない学校』(ともに学事出版)など多数。5人の子育て中。

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