「再開発は街の情緒もなくす」と思われがちだが…"渋い街"「業平橋」はいかにして、新旧混ざり合う"おしゃれな街"になったのか

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「東京ソラマチ」のコンセプトは、「新・下町流」。下町本来の文化に、モダンを足すことを意図し、「温故知新」「Re-lax」「ライブ!」の3つの流儀が掲げられた。

「温故知新」は下町が新しいモノや文化を生み出してきたこと、「Re-lax」は北西に位置する向島界隈が江戸時代に風光明媚なリゾート地であったこと、「ライブ!」は下町で花火やお祭りなどが開催されて賑わうことにちなんだものである。

「東京ソラマチ」を訪れると、このコンセプトが体現されていることを感じる。「ソラマチ商店街」ではさまざまなテナントが混ざり合い、まるで下町の商店街のような街歩きを楽しめる。季節やトレンドに合わせたイベントが開催され、多くの人々で賑わっている。

現在の北十間川と、とうきょうスカイツリー駅

2012年5月に、「東京スカイツリー」と「東京ソラマチ」が開業。業平橋駅は「とうきょうスカイツリー駅」に名前を変えた。

かつて物流拠点としての役割を担っていたとうきょうスカイツリー駅は現在、1日当たり1万5947人が乗降する旅客駅になった。(東武鉄道公式サイトより)

とうきょうスカイツリー駅
「とうきょうスカイツリー駅」訪問時は残念ながら工事中であった(筆者撮影)
歴史
工事の仮囲いに歴史が記されていた(筆者撮影)

周辺にあった工場の多くが移転し、工場用排水路の役目を終えた北十間川は、「おしなり公園」という親水空間として整備された。ベンチが設置されたり花が植えられていたりしており、人々が水辺の景観を楽しんでいる。

ベンチ
ベンチが置かれており、街歩きの途中に休むことができる(筆者撮影)
花
色とりどりの花が街に華やかさを添えている(筆者撮影)
次ページ北十間川に沿って西へ向かうと、浅草につながる
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