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すべての苦しみの種は【ほとんど妄想】とバッサリ切って捨てる…仏教が説く"驚きの世界観"とは

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  • 大愚 元勝 佛心宗大叢山福厳寺住職、慈光グループ会長

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すべての苦しみの種は、ほとんどが「妄想」によるものだという(写真:Ushico/PIXTA)
この世に存在するモノやコトは、すべて自分の内側にある――。仏教の世界観についてこう語る佛心宗大叢山福厳寺住職の大愚元勝氏は、同時にまた、心に生まれる苦悩のほとんどは自分が生み出した「妄想混じりの虚像」だと説きます。
本稿では、私たちが慣れ親しんでいると思っている仏教の、意外と知らない根幹の思想について、大愚氏の『その悩み、ほとんどあなたの妄想かもよ?』から一部を抜粋・編集する形で、わかりやすく解説します。

不善心所を手放し、善心所を育てる

ブッダは「心とはどういうものか?」ということを徹底的に考えた結果、心という器のなかは水のような液体で満たされていて、そこにありとあらゆる感情の成分が溶け込んでいるのだ、と結論づけました。

そして、この成分に「心所(しんじょ)」という名前をつけました。

水に茶葉を浸せばお茶になり、コーヒー豆を挽いた粉に通せばコーヒーになり、みそを溶かせばみそ汁になるように、なにを溶かすかで中身が変わっていく、ということです。

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【3つのグループに分けられる「心所」】

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